仮想通貨のVerge/ヴァージ(XVG)とは?チャートから見る今後の将来性は?

仮想通貨のVerge/ヴァージ(XVG)とはどういうものなのか特徴をわかりやすく解説していきたいと思います。

Verge/ヴァージ(XVG)とは匿名性を保ったまま決済をするために開発された仮想通貨になります。

従来の仮想通貨ではすべてのやり取りが記録され誰でも閲覧できるようになっていましたが、VergeではTor、i2Pという2つの技術用いて誰が誰に送金したかがわからないようになっています。

Vergeのように匿名性が保たれている仮想通貨は他にもあり、有名なところでは「Dash」「Zcash」「Monero」当たりがよく知られていますね。

これらの通貨はユーザーにとっては個人情報が守られているため安心できますが、犯罪に利用することもできるため特に国レベルではその通貨を承認するかどうか慎重になっています。

例えば日本のみなし業者の一つであるコインチェックは申請を通すためにMoneroなどの匿名性の高い通貨の取り扱いを中止しました。

一方でつい最近(2018年5月)にZcashが米国の仮想通貨関連の企業の認可「ビットライセンス」の元で運営する公認取引所Geminiに上場したことで話題となりました。

話しが少しそれましたが匿名性通貨であるVergeには以下のような特徴があります。

  • 決済が早い(約30秒)
  • 匿名性だが必要に応じて情報を開示することも可能
  • 可用性と安全性

決済が早い

Vergeは決済スピードが速くビットコインに代わる決済のための通貨として期待されています。

同じ匿名性コインであるDashに比べるとスピードは劣りますが、仮想通貨の中では非常い早い部類に入ります。

情報を開示も可能

Vergeには「Wraith Protocol」という技術が使われており、匿名性と非匿名性を切り替えることができるようになっています。

匿名性はマネーロンダリングに利用される懸念があることから多くの国や政府が懸念していますが、Vergeなら必要に応じて情報を開示することができるようになっているのでマネーロンダリングに対応することができるようになっています。

可用性と安全性

Vergeは5つのコンセンサス・アルゴリズム(Scrypt、Lyra2rev2、blake2s、X17、my-groestl)が用いられているため、エンジニアが手を加え安くなっています。

一方でいくつものアルゴリズムを使うことによってハッカーによる攻撃を受けにくくなっています。

つまりVergeは応用しやすくセキュリティも強固ということになります。

Verge/ヴァージ(XVG)の時価総額

XVGの時価総額ランキングは以下の通りです。

この記事を書いているときは時価総額ランキング29位で1XVGあたり6.2円となっていました。

Vergeは発行枚数が多いためこの価格でもランキング上位に位置していますが、他の匿名性通貨もランキング上位となっているので、この先どれだけ利便性が向上するかが高騰へのカギになるでしょうね。

Verge/ヴァージ(XVG)のチャートと今後の将来性は?

XVGの全期間の価格チャートは以下のようになっていました。


参考:Verge/ヴァージ(XVG)のリアルタイムチャート

Vergeは仮想通貨全体の値上がりにより価値をあげましたが、その後は他の仮想通貨と同じように下落しています。

2018年4月18日に突然取引量が多くなり下落しているのですが、これは世界最大のアダルトサイトであるPornhubと提携を発表したためです。

その後は落ち着きを取り戻してから5月の初めに高騰しています。

これは5月4日にハードフォークが実施されたことによる利確のためでしょう。

ハードフォークの原因がハッキングだったこともあり、現在の価格は若干下降気味ですね。

匿名性通貨はまだほとんど団子状態なので今後どの通貨が台頭してくるのか注目ですね。

そういった意味ではVergeにも将来性はあると思いますので動向をチェックしておきましょう。

Verge/ヴァージ(XVG)が購入できる取引所は?

Vergeは約半分が中国の取引所であるBinanceで取引されています。

取引手数料が安いのが特徴であるため、Vergeの取引を行いたいと思っている方はここを利用するのが良いでしょう。

Binance(バイナンス)の口座開設方法をわかりやすく解説しています。

他ではBittrexでも取引量が多いため口座を持っている方はこちらで購入するのもいいと思いますよ。

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク