仮想通貨でマイナス収支だった場合の税金と確定申告について詳しくお伝えしていきたいと思います。
仮想通貨で20万円以上の利益が出ると確定申告をして税金を支払わなければいけないようになっていますが、収支がマイナスだった場合はどのようになるのかわからないという方も多数いるようです。
仮想通貨でマイナスになるのは以下のような場合となっています。
- 購入した仮想通貨が下落し損切りのためにその仮想通貨を別の仮想通貨あるいは法定通貨に替えた
- レバレッジ取引を行いロスカットされてマイナスが出た
細かく分けるとまだあると思いますが大きくわけるとこの2つになるでしょう。
確定申告のための利益計算はその年の1月1日から12月31日までの仮想通貨での損益通算となります。
例えばビットコイン、イーサリアム、リップルの3種類に投資していて通算での損益が以下のようになったとしましょう。
- ビットコイン・・・20万円の損失
- イーサリアム・・・10万円の利益
- リップル・・・8万円の利益
上記の場合では通算で2万円の損失となっており、マイナス収支となっています。
この場合は当然税金は発生せず、確定申告を行う必要もありません。
なお別の事業も行っている場合でそちらで利益が出ている場合でも仮想通貨と損益通算することはできないようになっています。
例外もあるようですが、基本的には仮想通貨の損失は仮想通貨の利益としか相殺することはできません。
副業として仮想通貨投資を行っている場合は覚えておきましょう。