仮想通貨の上場とは何なのか、また前と後でどう変わるのかわかりやすく解説していきたいと思います。
仮想通貨は基本的にはビットフライヤーなどの取引所で売買することになるのですが、取引所によって取り扱っている仮想通貨の種類は大きく異なっています。
この取り扱い通貨の違いが上場しているかしていないかの差で、もっとわかりやすく言うとその仮想通貨が取引所に上場することによって取引所のラインナップに並ぶことになります。
例えば最近だと2018年の1月31日にビットフライヤーでリスクが上場して取引ができるようになりましたよね?
日本では取引所に厳格な審査が設けられているため新たに通貨を扱うことに非常に慎重になっており、海外の取引所に比べるとなかなか上場されません。
そのため仮想通貨の投資を行っているほとんどの方は上場している仮想通貨が多い海外の取引所をメインに利用しています。
例えば世界で最も利用者数が多いのが中国の取引所であるBinanceですね。
取引手数料が安いことでも有名で、海外の取引所を探しているなら絶対に口座を開設しておいた方がいい取引所の一つです。
上場前と上場後ではどう変わる?
仮想通貨は上場することによって取引所にラインナップされることになりますので、わかりやすく言うと新たに開発された商品が陳列棚に並ぶような感じになります。
一般客の目に触れる機会が増えるため取引量を増やすチャンスなのですが、そもそもその仮想通貨が作られた目的がはっきりしていないとなかなか取引量は伸びてきません。
その他大勢のアルトコインに埋もれることも多く、例えば現在上場してる仮想通貨で最も時価総額が低いものは上場後のチャートが以下のようになっています。
上場してしばらくは取引されていましたが、仮想通貨全体の下落によって取引量も減少していき、現在ではほとんど取引されないようになっています。
価格に関してもおそらくICOで販売していたころに比べてかなり安くなっており、現在も保有している方にとっては原価割れしている状態だと思われます。
もちろん成功している仮想通貨もたくさんあり、上記の通貨でも上場後しばらくは値上がり傾向にありましたので、上場することによって値上がりすることは多いです。
これまでの通貨だと上場後500倍とか800倍とかになったものもあるので、事前にどれだけ注目を集めているかが高騰するかどうかの分かれ目になります。
少し話がそれましたが、上場することによって仮想通貨が一般に出回るようになるので、ICOなどで上場前に仮想通貨を手に入れる場合は上場の話しが出ているのかどうかなどをきちんと把握しておいた方がいいでしょう。