仮想通貨はインサイダー取引が合法なのかについて考察していきたいと思います。
インサイダー取引を簡単に説明すると価格を左右するほどの重要な情報を事前に入手し、価格変動が起きる前に証券取引を行って利益を得る取引方法のことを言います。
そもそもインサイダー取引は証券取引(一般的な株式投資)に対して禁止されている取引方法であり、2018年4月時点では仮想通貨は証券ではないのでインサイダー取引は禁止されていません。
例えば2018年の1月末に日本の大手取引所であるビットフライヤーにLisk(リスク)という仮想通貨が新たに上場し価格が高騰しました。
赤点の部分が上場した日になるのですが、その後の取引量が激増し価格が高騰しているのが分かると思います。
それだけなら良かったのですが、その後ある人物のツイッターで「かなり前から知っていたので○ぬほどもうかりました」などと言ったツイートが流れ炎上しました。
仮想通貨が新たに大手取引所に上場すると取引量がふえて価格が高騰する可能性が高く、その情報を事前に入手しているとかなりの確率で利益をあげることができるというわけです。
もちろんインサイダー取引は合法である(禁止されていない)ため罪に問われることもありません。
ただしこの先法整備が進んで規制ができてくれば証券取引のインサイダー取引に相当する制度が導入される可能性は十分あります。
例えば最近の流れでは日本からICOに参加できなくなるというような話しも出てきており、こぞってICO関連のプロモーションが増えてきていますね。
まあそれはあまり関係ありませんが、2018年中には仮想通貨に関する新しい法律が出てきて施工されてくれると思いますのでニュースなどを逐一チェックするようにしていきましょう。